2013年10月24日木曜日

自分自身の体験を話しなさい

(「 神が『神ならざるもの』を体験する 」の続きです)

 こういう本やお話もそうですが、
 体験に基づいて書かれた話は、
 私たちを変える力が、一番あるようです。

 私は、内なる自分から、常に言われていました。

  「 体験していないことを、しゃべってはいけない。
   完全に自分のものになったことだけを、話すように。

   そうでないと、単なる『教え』になってしまう。

   あなたの仕事は、これまでの価値観や常識を壊して、
   意識を解放することなのだから、
   先生になって教えを説いてしまったら、
   単に、別の価値観を握らせるだけではないか。

   先生ではなく、自分自身の体験を、
   『一人の人間』として、話しなさい 」 と。


津留晃一 『 津留さんが、心から、伝えたかったこと 』 より


以前、津留さんが、自分が体験したことを話している、
そして、だから説得力がある、という趣旨のことを書きましたが
(「 体験したことを語る 」)、
津留さん自身が、はっきりと、そのことをおっしゃってました。