2016年11月1日火曜日

2016アメリカ旅行12 ヨセミテ国立公園3 グレーシャーポイント


 ヨセミテバレーを出て、1時間弱で、
 無事に、
 グレーシャーポイント(Glacier Point)に着きました。
 
 昼間の渋滞は、
 予想どおりに、解消されていて、
 すんなりと、たどり着くことができました。
 
 そして、 着いてみても、
 人の数は、「混雑」というほどではなく
 (それでも、やはり、多くの人々で、賑わっていました ^^ )、
 駐車場にも、すぐに、停められて、
 
  「このような流れになって、良かった」
 と、
 改めて、思いました。

 
 グレーシャーポイントは、
 ヨセミテ随一の、「展望ポイント」で、
 
 ヨセミテバレーの、外にあり、
 ヨセミテバレーの、縁(ふち)にあります。
 
 ヨセミテバレーから、
 車で、約1時間かけて、
 およそ1,000m、上って行った、
 
 バレー(谷)を取り囲む、
 断崖の、縁の、一箇所です。
 
 なので、
 ヨセミテを、遥(はる)か、見渡すことができる、
 と同時に、
 ヨセミテバレーを、真上から、見下ろすことができます。
 
 車がないと、
 なかなか、訪れようとは思わないかもしれませんが、
 ヨセミテに行かれた方は、
 ぜひ、訪れることを、強く、お薦めいたします ^^ 。
 
 特に、子どもが居る場合などは、
 トレッキングなどが、難しいと思いますので、
 歩く必要なく、絶景が見られる、
 ここ、グレーシャーポイントは、
 外せないばしょでは、と、思います。
 
 
 さて、
 ヨセミテバレーを出たのが、遅かったので、
 グレーシャーポイントに着いたときには、
 もう、陽射しは、横向きでした。
 
 まず、目に入ってきたのは、
 ヨセミテの象徴、
 ハーフドームでした。
 
 横からの陽ざしを受けた、
 ハーフドームを、
 真横から、ほぼ同じ高さから、
 眺めることができました。


 
 横から眺めてみると、
 ハーフドームは、
 シャチそっくりでした! ^^


  「丸い目」があり、
 腹側は白く、
 まるで、愛らしいシャチそのもの ^^

 その、ハーフドームを、
 陽が当たらなくなり、
 周りが、
 オレンジから、薄紅くなるまで、
 ずっと、眺めていることができました。



 
  「ほんとうに、ほんとうに、
   この時間に来る『流れ』になって、良かった!」
 
 こころから、そう、思いました。
 
 陽ざしは、
 変わらず、強烈なままの、一日でしたので、
 
 エルキャピタンの横に、
 沈み行くときには、
 太陽は、鮮烈な輝きを置き土産に、
 消えて行きました。


 
 
 グレーシャーポイントから覗くと、
 眼下には、ヨセミテバレーが、一望でき、
 
 そして、すぐ真下には、
 今日、僕たちが泊まるロッジが、見下ろせました。
 
 しかし、
 その高低差、975m!
 
 覗き見るときの怖さと、
 「すぐ真下」ながら、約1,000mの距離とで、
 
 どの建物であるかは、
 確認できないほどでした。




 その分、
 見晴らしは、最高でした。
 
 日が沈み、
 薄暗くなってからも、
 飽くことなく、ずっと、
 
 刻々と変わりゆく、色彩や明度を味わいつつ、
 ヨセミテを、眺め続けていました。
 
 そのころには、
 あの、暑かった気温も下がり、
 肌にも、心地よさが、沁み込んできていました。