2016年4月26日火曜日

『第4回大阪イベント』を終えて


 2016年4月15日(金)、16日(土)、17日(日)の3日間、
 大阪で4回目のイベントを、開催することができました。

 ソメイヨシノが散り行き、八重桜が満開を迎える、
 4月中旬の大阪。
 
 最終日は、朝方、雨もパラつきましたが、その後は晴れ、
 基本的には、好天で、清々しい陽気の中、
 
 津留さん交流会に8名、
 浄化実践講習会に7名、
 個人セッションに7名、
 計22名の方々に、ご参加いただきました。
 
 今回も、たくさんの方にお会いでき、お話を伺えて、
 とても嬉しかったです。
 みなさん、ありがとうございました。
 
 大阪には、また、伺うことになると思います。
 どうぞよろしくお願いします。
 
     集合人編集局 ひで


  イベントの様子につきましては、
  こちらの「『第4回大阪イベント』のご報告」のページをご覧ください。









2016年4月21日木曜日

熊本・九州のみなさまに、 こころより、お見舞いを申し上げます


このたびの、一連の地震に関し、
熊本・九州のみなさまに、
こころより、お見舞いを申し上げます。


大阪イベントのため、前乗りしていた宿泊していた宿で、
第一報を耳にしました。

「震度7」という単語に、
一瞬、頭が真っ白になり、
そして、背筋の凍る体験をしました。

遠く離れた関西で、情報を聞いただけで、
そのような体験をしましたので、

現地で被災されたみなさまは、
どのようなご体験をなさっておいでなのか、

ましてや、
その後、一週間経っても、
大きな揺れに見舞われ続けていらっしゃる、その状況、

私などには、とても想像も及ばない、
極めて厳しい瞬間に、対面なされ続けておいでのことでしょう。

上益城郡や菊池郡、熊本市をはじめ、
今回、大きな被害が出ている地域にも、
津留さん商品をお求めくださる方々が、たくさんお住まいです。

その、みなさまのご無事を、
ご家族のみなさまのご無事を、ご安全を、
こころより、お祈りいたしております。


 「熊本に住む家族が心配で、どうしたらいいでしょうか?」
そんなご質問も、メールで頂戴しました。

現地に、ご家族や知人がお有りのみなさまも、
強い心配や、不安、憤りや、もどかしさ、空しさ、悲しさなど、
強いお気持ちを、お感じ続けていらっしゃることと思います。
ご心中、いかばかりかと、お察しい申し上げます。


そんなみなさまに、お伝えできることなど、
僕には、僅かしかありませんが、

でも、ぜひ、以下のことを、
ここに、書かせていただきます。


 「この世は、ゲームだ」
 「わたしたちは、体験しに来ているのだ」

そんな、このブログで、書き続けている、
津留さんが言っていた、内容ですが、

もし、
 「とんでもない! そんなこと、思えるか!!」
 「ふざけるな! そんなわけ、ないだろ!!」
と、
お感じになられる状況でいらしたら、

いまは、ぜひ、
そんな、津留さんの考え・見解は、
捨ててしまってください。
忘れてしまってください。

そして、
いま、実際に直面されている「現実」に、
できるだけ、冷静に、向き合われてください。

行わなければならない行為に、
どうぞ、しっかりと、対処なさってください。
注力なさってください。

個人的には、
落ち着かれる段階が来られたら、そんな時こそ、
『体験』という考え方・視点は、
お役に立つのではないかと、思っていますが、

しかし、
そんなことは、先の話です。

いま、ここで、
強く、激しい感情を、感じていらっしゃるとしたら、

そんなときには、
まず、少しでも、
いま感じている感情・感覚を、弱めること、少なくすること、
気持ちを落ち着けていくこと、

そのことに、集中なさってください。


2年前、
当時4歳だった、僕の娘が、
救急車で、病院に搬送される、
ということが、ありました。

インフルエンザで寝込んでいた娘が、
急に、意識を無くし、
妻の呼びかけに対して、
まったく、反応をしなくなりました。

慌てて救急車を呼び、
車内へ運び込んだ直後には、
痙攣(けいれん)も始まりました。

救急隊員の方が、
 「あまり、痙攣が続くのは、良くない」
と、おっしゃっているにもかかわらず、

痙攣は、治まらないどころか、
ますます、強く、激しく、なっていきました。

そのとき、僕には、
それまでに感じたことが無いほどの、
強く、重く、存在感のくっきりとした、
波のような、膜のような、
恐ろしさ、恐怖が、襲ってきました。

襲って、来続けました。

 「このままだと、娘の命は ... 」
そんな言葉とともに、
強く、激しい、恐怖感が、
僕に、覆い被さり、
連続して、押し寄せ、打ち当たり続けてきました。

そのときには、
『浄化』など、とんでもない話で、

とにかく、
その恐ろしさに、怖さに、
飲み込まれないこと、
押しつぶされないこと、
そう努めることだけで、もう、手一杯でした。

病院に到着し、救急室に入れられると、
 「お父さんと、お母さんは、外で」
と、娘と、離されました。

締まりゆく、ドアの向こうからは、
 「早く、気道を確保して!」
という声が、漏れ響いて来ます。

 「ああ、もう、娘を見るのは、最後なのかも」
そんな覚悟さえ、必要な状況でした。

もう、とにかく、
 「お願いします。お願いします。お願いします ... 」
と、
そんな言葉を、頭の中で、
ぐるぐると、回していました。


その状況の中で、
とにかく、僕がし続けていたこと、
それは、

 「全力で、呼吸をする」こと
 「その呼吸に、しっかりと、意識を向ける・向け続ける」こと

でした。

それによって、
僕は、かろうじて、意識を保ち続けることができました。

どうにかこうにか、
圧倒的な恐怖に、
飲み込まれずに、押しつぶされずに、済みました。

恐怖は、
強く、強く、感じ続けていましたが、
しかし、かろうじて、
飲み込まれずに、押しつぶされずに、済んでいました。


このように、
ここまでに、
内側の反応が強烈な、猛烈な場合には、

『浄化』をすることは、極めて困難です。
おそらく、無理です。

そんなときには、
ぜひ、『浄化』のことは、一旦、忘れて、

まずは、ともかく、
 少しでも、冷静に居られること
 感じている感情・感覚を、少しでも、小さくすること
 飲み込まれないこと、押しつぶされないこと
に、全力を向けてください。

例えるならば、
いまは、出血している状態です。
場合によっては、
それは、「大量出血」です。

まずは、とにかく、
止血すること、
そのことに、全力を向けてください。

治療は、
後から、いくらでもできます。

まずは、止血することに、
まずは、いま、しっかりとしていられることに、
全力を向けてください。


呼吸を、深く、しっかりと、すること。
そのことに、しっかりと、意識を向けること。

あるいは、
脈を、感じること。

そんなことが、
この、『止血』が必要な状況では、
たいへんに、お役に立つと思います。

もし可能なら、
その両方を、同時に、なさってみてください。

手首で、脈を取りながら、
深く、大きく、深呼吸をなさってください。

できれば、
吸う息は、鼻から、取り込んであげてください。
鼻から上に向かって、脳に向かって、
高く、吸い込んでください。

さらに、
 「いち、に、さん、し ... 」
と、
一から八まで数えながら、長く、深く、息を吐き、
一から八まで数えながら、長く、深く、息を吸う、
そんな深呼吸を、なさってみてください。

 脈拍のペースで、
 一から八まで数えながら、長く、深く、息を吐き、
 一から八まで数えながら、長く、深く、息を吸う。

津留さんが、
 『8カウントの呼吸』
と、呼んでいた、
この、深呼吸を、

どうぞ、気持ちが落ち着くまで、
何度も、なさってみてください。

不安になるたびに、
恐ろしくなるたびに、
悲しくなるたびに、
居ても立ってもいられなくなるたびに、
なさってみてください。

僕の場合は、
「娘の命が、どうなるか」
という、
最も強烈な状況で、
たかだか、数時間、

その後の、
「意識を取り戻せるかどうか」
「後遺症が、残るかどうか」
という、状況で、
数日の、

その程度の、体験でしたが、

しかし、
そこでは、

この『深呼吸』が、
何よりも、役に立ちました。

 そのことを、知らなければ、
 あの状況で、
 いったい、自分は、どうなっていたのだろう ...

そう、考えると、
いま、ここで、背筋が凍ります。

よろしければ、
ぜひ、ご参考になさってみてください。